固体型電池システムデザイン(乾研)

カーボンニュートラルに貢献する固体型蓄電池材料・部材の開発を目指して

全固体電池は、現在主流の液系リチウムイオン二次電池に用いられる電解液を固体にしたもので、容量と充放電時間、安全性の課題を払拭する切り札として、近年注目を浴びています。

一方、硫化物系無機化合物をベースとした固体電解質は硬く、柔軟性に乏しいため、良好な電池作動のためには、固体電解質と電極との界面をいかに接合するかが課題でした。一般的には、電池セルに加圧し界面を接合させて電池を作動させますが、加圧に必要な部品などの重量およびコストが増加する上、接合が弱いと性能が低くなります。

当研究室は、2020年4月に国立大学法人京都大学、国立大学法人鳥取大学、住友化学株式会社による共同講座として設立され、産学の研究者が一体となって、硫化物系などの無機化合物に代わる「柔軟な固体電解質」や、高容量の新奇な正極材、負極材などの研究開発を行っています。

とりわけ、固体接合「界面」でのイオンおよび電荷移動のサイエンスの解明に軸を置き、電気化学的解析と分析化学的解析による基本的な開発指針に基づくコンセプト材料の提案及び、柔軟な固体電解質をキーマテリアルにした「柔固体電池」の社会実装のための実用材料の開発に力を入れています

教員

乾 直樹 ( Naoki INUI )inui.jpg

特定教授(工学研究科)

研究テーマ

リチウム(イオン)電池向けの新規高容量正極、負極、固体電解質の開発を行い、柔固体型リチウムイオン電池のシステム設計を進めています。

連絡先

桂キャンパス 京都大学ローム記念館 3階316号室
TEL: 075-383-2840
FAX: 075-383-2844
E-mail: inui.naoki.3n"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)

島野 哲 ( Satoshi SHIMANO )shimano.jpg

特定准教授(工学研究科)

研究テーマ

二次電池材料の開発と化学熱力学による反応設計を応用し、電池材料のリサイクルに関する研究に取り組んでいます。

連絡先

桂キャンパス 京都大学ローム記念館 3階316号室
TEL: 075-383-2840
FAX: 075-383-2844
E-mail: shimano.satoshi.3w ("at"を@に置き換えて下さい)

山田 泉 ( Izumi YAMADA )yamada.jpg

特定助教(工学研究科)

研究テーマ

電解質材料と電極界面における界面イオン移動に注目し、次世代のリチウムイオン電池の設計指針の創出に活かせるようなイオン移動メカニズムの解明に関する研究を行っています。

連絡先

桂キャンパス 京都大学ローム記念館 3階316号室
TEL: 075-383-2840
FAX: 075-383-2844
E-mail: yamada.izumi.7e"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)

中本 康介 ( Kosuke NAKAMOTO )nakamoto.jpg

特定助教(工学研究科)

研究テーマ

無機・有機構造体とイオンサイズおよびそれらの相互作用に注目したポストリチウムイオン電池に関する材料研究を行っています。

連絡先

桂キャンパス 京都大学ローム記念館 3階316号室
TEL: 075-383-2840
FAX: 075-383-2844
E-mail: nakamoto.kosuke.3r"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)