触媒有機化学分野
画期的な遷移金属錯体触媒反応の開発
遷移金属錯体は,その d あるいは f 軌道を結合に用いることにより極めて多様な分子群を構築することが可能です。また,その構築に不可欠な配位子の設計・合成は近年の計算化学の進展により,使用に耐える高度なモデリングが可能となっています。我々は,これらの最新の成果と洗練された実験技術とを組み合わせることにより,従来にない新しい概念に基づいた遷移金属錯体触媒の開発を行っています。
教員
藤原 哲晶 ( Tetsuaki FUJIHARA )
教授(工学研究科)
研究テーマ
遷移金属錯体を活用し二酸化炭素を炭素源とする触媒的な有機合成反応の開発を行っています.また,配位子周辺部の修飾手法によるユニークな構造を有する遷移金属錯体の合成と触媒機能の探索を進めています.
連絡先
桂キャンパス 総合研究棟A2 5階510号室
TEL: 075-383-2515
E-mail: fujihara.tetsuaki.2w"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)
仙波 一彦 ( Kazuhiko SEMBA )
講師(工学研究科)
研究テーマ
我々の生活を支える有機化合物の効率的な合成を目指し、多様な機能を備えた遷移金属錯体を設計し、それらを活用する新しい触媒反応の開発を行っています。
連絡先
桂キャンパス 総合研究棟A2 5階509号室
TEL: 075-383-2516
E-mail: semba.kazuhiko.5n"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)