先端医工学分野(近藤研究室)
文部科学省科学技術振興調整費による「先端融合領域イノベーション創出拠点の形成」プログラムとして、京都大学―キヤノン協働プロジェクト「高次生体イメージング先端テクノハブ」が採択された。その中で当研究室は、低侵襲なMRイメージングと光イメージングのイノベーションにフォーカスした医工融合研究を行う新しい研究室として、平成18年10月にスタートした新しい研究室である。当研究室のミッションは、ターゲティング機能を有する分子とイメージング機能を有する分子とを連結し、生体内の特定の位置にデリバーする新しいテーラーメイド型「分子プローブ」の探索、設計、および合成を行い、優れた医用モダリティ、および生体材料を社会に提供することである。
教員
近藤 輝幸 ( Teruyuki KONDO )
教授(工学研究科)
研究テーマ
- 高感度MRイメージング用キラルデンドリマーアミン配位Gd錯体の合成と機能評価
- 多機能分子プローブの合成を実現するための触媒的新規高効率有機合成手法の開発
両研究テーマについてより詳細な内容を知りたい方は、京都大学HP「ニュースリリース」に掲載の記事1および記事2を参照下さい。
連絡先
桂キャンパス 総合研究棟A2 5階516号室
TEL: 075-383-7055
FAX: 075-383-2504
E-mail: teruyuki"at"scl.kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)
木村 祐 ( Yu KIMURA )
准教授(工学研究科)
研究テーマ
ドラッグデリバリーシステム(DDS)の手法を用いた、新しいMRイメージング用造影剤の合成と機能評価を行っています。これらの化合物の生体適合性向上と特異的ターゲティング機能の発現を目指します.
連絡先
桂キャンパス 総合研究棟A2 5階513号室
TEL: 075-383-7411
FAX: 075-383-2504
E-mail: ykimura"at"scl.kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)
三浦 理紗子 ( Risako MIURA )
助教(工学研究科)
研究テーマ
多糖や合成高分子を用いたナノ微粒子を設計し、医薬品を安定に送達するドラッグデリバリーシステムの開発や、診断と治療を同時に実現するセラノスティクスへの展開を目指しています。
連絡先
桂キャンパス 総合研究棟A2 5階513号室
TEL: 075-383-7554
FAX: 075-383-2504
E-mail: miura. risako.8x"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)