同位体利用化学講座

周期表の極限に挑戦する

元素周期表は化学者にとって地図に等しいものです。しかし、その「地図」ははたしてどこまで正しいものでしょうか?原子番号が100を超えるような重い元素では、その化学的性質が周期性から逸脱する可能性が指摘されています。一方、このような元素は天然には存在せず、短寿命の同位体を原子一個単位でしか取り扱うことができないため、その性質はほとんどわからないままとなっています。

当研究室では、周期表の重い極限領域に存在する重・超重元素の化学的性質を明らかにすることにより、我々にとっての「地図」である元素周期表全体の理解へとつなげる研究を行っています。また、その過程で培った技術を応用し、医療等に応用されている有用ラジオアイソトープ関連研究も進めています。

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教員

佐藤 哲也 ( Tetsuya K. SATO )

教授(複合原子力科学研究所)

研究テーマ

重アクチイドから超アクチノイド元素へと差し掛かる100番~106番元素を中心に、単一原子イオンビーム利用による化学研究や、気相化学的手法による超重元素分子の揮発性研究、迅速液相化学実験用検出器の開発を行っています。

連絡先

熊取キャンパス 複合原子力科学研究所 第二研究棟 2階216号室
TEL: 072-451-2423
FAX: 072-451-2600
E-mail: sato.tetsuya.6d"at"kyoto-u.ac.jp ("at"を@に置き換えて下さい)